4/12(火) 対ヤクルト一回戦 -2011出場試合

鶴岡一成選手(横浜DeNAベイスターズ#10)をイチ押しで応援しつつ、プロ野球をまったり観戦するブログ。
:ユーピーアールスタジアム(山口県宇部市)


試合開始から終了まで出場

ヤクルト 000 000 200 2
巨人   001 101 33X 9


東野 6回2/3 2失点
高木 0回1/3 無失点
久保 1回 無失点
ロメロ 1回 無失点


打撃/4-2 得点2 打率 .500
ライト前ヒット(3回・石川)、センターフライ(4回・石川)、レフト前ヒット(6回・石川)、ショートゴロ(7回・押本)


 震災の影響で18日遅れて始まった開幕戦は、ゆるやかに桜舞い散る様相の中で始まりました。
 例年とは明らかに違う年、祈らずにいられない思いをみんなが抱える年。その始まりに扇の要につくこともまた特別なことでありながら、確実にあった“そうした年”の確実な記録となるわけです。


 ――さて。
 試合開始にその姿を捜すとまず目に入ったのが新調されたプロテクター! 銀要素増えてる! というか、ホームゲームでも銀? それにしても、本当に目立つなぁ……。
 始球式のカバーというかフォローをしたのを見届けると、試合開始。前に触れた通り桜の花びらが舞うという光景と山口のお客さんのお祭り色が濃く出た歓声が共に新鮮で、とてもいい感じ。

[1~2回]
 実際の試合進行としては、ジャイアンツ先発の東野投手がボール先行に見えながらもビシッと決まるボールには力があるので、結果としてノーヒットで進んでいく感じ。
 対するスワローズの先発石川投手は序盤から変化球を効果的に操り、球数が少なく見える印象。
 と、ここまでが2回までの印象。

[3回]
 3回に入ると東野投手が下位打線を楽々と打ちとって、調子の出てきた雰囲気。さっきまでの荒れっぽい感じはどうしたんだと。
 そんな中3回ウラに入り、先頭バッターで鶴岡さんの第一打席。
 もう打つとか打たないとかの前に、この機会があることが本当に大切なんだよね。
 ……と思ったら、TVではこのタイミングで内海投手のインタビューが始まってしまい、「そのタイミングだけはやめてー!」と素で言ってしまったのですが、映像は試合中のものをちゃんと流してもらえることに。
 ストライク、ファウル、ボール、ときて4球目をすくい上げるような形でライト前ヒット! しかもこれは2011年チーム初安打!! おいしい、おいしすぎる。スローで見たら明らかなボール球だし、いやぁ技ありですな。
 TVでの補足によると、鶴岡さん昨日はよく眠れなかったとか。まぁそれはそうでしょうね、やっぱり。
 次の東野投手がバントを仕掛けるものの、打球を捕った石川投手は鶴岡さんが向かっていたセカンドへ送球。これが逸れたから良かったものの、かなりヒヤリとする思いを。アウトよりもスライディングした足の心配する辺りどうだというものだけど。
 ともあれ二塁到達ということで、ゲーム中のフィールドでは貴重な後ろ姿を堪能しつつ、牽制されるので忙しそうだなぁと思ったりも。
 1番坂本選手がバントをして二塁封殺により、1アウト一三塁。ここは外野フライでも1点入るんだけど、低反発球のせいかそんな気配は全くなし。
 と、ここで脇谷選手がタイムリーを打って、鶴岡さんが生還! 初ヒットだけでなく初得点も鶴岡さんがゲット! 凄いことが起こってる。
 その後満塁まで行ったのだけど、追加点はなし。惜しくはあるんだけど、石川投手を消耗させられたのは大きいことだと信じつつ。

[4回]
 二巡目に入って進化が問われるイニング。
 4回表で、鶴岡さんが低く低くとジェスチャー。と、ここで両サイドからの先発ピッチャーの評価が入ってくる。東野投手に関しては、要所でのコントロールができているからこうして押さえることができている、とのこと。荒れているように見えたのは素人判断ということか。
 ともあれ、ここでの東野投手はいいところに決まってリズムができ始めている様子で、このイニングの最後を見事に三振で締め。
 これは勢いついてきたな……と思いきや、解説サイドから「開幕戦独特の力の入りようがあるから、疲労が気になる」とのこと。そういうもんなのか……?
 4回ウラ、1アウト一塁で鶴岡さんの第二打席……っと、打席テーマ変わったような気が。『Left&Right』っぽくない気がするんだけど、どうなんだろう。
 肝心の打席内容は、ボール、ストライク、ボール、センターフライでした。
 この後で東野投手自らヒットを打ち、坂本選手がランナーに出ていたライアル選手を返して1点追加。
 勝っているけど、まだ少しずつ積み上げている印象。

[5回]
 5回表、東野投手が順調に来ているという実況サイドの雰囲気の中、フォアボールが出てしまう。力入っているから、こうなってしまうのは仕方ないのでは。
 かと思ったら初球打ちをしてもらえたり、ど真ん中行ってしまったのを読み違いで見逃してもらえたり、最後には思い切りの良さが生きてボール球になってしまっても空振り三振を取れる、という図に。力の渦が味方しているっぽい感じも。
 余談ながら、5回ウラライアル選手の打席時に、日テレG+の球種分布でスライダーだらけになっていて妙に可笑しかったりも。

[6回]
 6回表、荒れていると感じ続けている印象そのままに、というべくか川島慶選手にデッドボールを与えてしまう。
 そして1アウト二塁で青木選手との対決。これは正念場だぞ……。
 長々と続いた勝負は7球目の打球はサードへ飛びはしたもののライナーに! いやぁこれは何とも……当たりは確実に捉えられていたように見えたから、これもツキなのか。
 その後の田中選手との対決時に東野投手は鶴岡さんのサインに二度首を振る様子を見せ、選択したボールはストレートで見逃し三振に! 力あるなぁ。
 6回ウラの先頭バッターで鶴岡さんの第三打席。
 ボール、ファウル、ファウル、ときて、レフト前ヒットー!! めでたい2本目。あぁ、バットがあんなに根元近くから折れてる。
 解説サイドによると、それらしい様子は微塵も見せないけど、あれは相当に手が痛いはずだ、とのこと。そーゆーこと言いますか。一方で「いい仕事してる」とのこと。これだけ活躍すると、本当に攻守にわたっていい形ですもんね。
 次の東野投手がスリーバントでバント成功。こちらも冴えてるというか、力で押せているというか。
 そして、坂本選手がタイムリーヒット。で、鶴岡さん生還! 塁に出てからの生還率は今のところ100%!
 なんか、16年目の初開幕スタメンで派手なご祝儀を貰いまくってるね……。

[7回]
 7回表、TV画面の左上に余計なことが書かれていると思ったその直後に、東野投手が初ヒットを浴びてしまう。だから「ノーヒットノーラン継続中」とか書くとそういうことになるんだって。まぁご本人も意識してしまったとのことですが。
 ここにきてちとボールが多くなった……かと思いきや、ここぞというときの開き直りストレートで空振り三振を奪う! すげー。
 そして、2アウト二三塁で宮本選手を迎え、粘り強さを要求されそうな様相に。
 5mの風が吹く中、宮本選手はこれまで同様初球から振ってくる。覚悟の形、かな……。
 1、2球とストライクゾーンから外れた低い球なのだけど、鶴岡さんはOKOKと。そういう組み立てなのか。
 が、この対決は最終的にセンターへ打たれて1点献上。……まぁ、ただでさえ難しい完封を開幕戦で狙うというのは、さすがに難しいですよね、と。そんなことを思っているうちに、スワローズは川端選手のタイムリーでもう1点追加。
 これはまずそうだけど、イニングで切りたいだろうない……と思っていたら原監督が出てきてピッチャー交代を告げる。開幕を任せたピッチャーならせめてイニングで区切った方がいいと思うのだけど、どうもそういう方向には行かない模様。
 そして、ジャイアンツの二番手として現れたんのは高木投手。これは興味そそられるバッテリー。
 試合を再開して少しすると、低めに行ったのに対して鶴岡さんは腕を下げたままというシーンが。
 これは不満の表れなのかと思いつつも、抑えたので結果としてはオーライか。というか、盛り上げてしまっているというべきか。
 7回ウラ。1点差の緊迫感はどこまでも続く……かと思いきや、ノーアウト一三塁から長野選手がスリーランを打ち、6対2に。いやーこれは見る側がとっても楽になりましたー!
 1アウトランナーなしの場面で鶴岡さんの第三打席。
 ファウル、ボール、ファウル、ファウル、次の5球目でショートゴロ。
 3球目のファウルが痛そうだったなぁ、とかこれでも5割なんだなぁとかそんなことを思いつつ。
 この後で代打に谷選手登場。豪華豪華。

[8回]
 8回表に登場したのは久保投手。見てみたいバッテリーではあるけど……フォーク多用はしないってことでいいのかな。
 と、最初の青木選手は痛烈なファーストゴロ。ツキは健在と言えたりも。
 そして流れのままに3アウト達成。なんか、今までよりもきれいにアウトを取っていった印象でした。
 8回ウラ。先発全員安打のラス1になったのが気の毒だなぁと小笠原選手の打席を見守っていたら、結果がフォアボールになって何だか気の毒に思ったり……と思った矢先に、フィルダースチョイスや一二塁間の信じられない(=風の仕業もいくらかあるようですが)守備の乱れもあって、ジャイアンツのリードは7点に。
 ラストがゲッツーだったため、鶴岡さんの第五打席は回らず。うん、まあこれだけあればいいのではないかと。

[9回]
 9回表、タッグを組むのはロメロ投手。さすがに山口投手は出せないね。
 それにしても、でかーい。遠近法を間違った気にさせる196cm。
 この終盤になっても山口のお客さんの反応はまだいい感じ。野球を楽しんでいる雰囲気がとても伝わってくるんですね。
 ロメロ投手の体格に対する細さに妙に目を奪われている間に試合終了。


 終わってみれば、緊張に包まれたであろう鶴岡さんの初開幕スタメンは、チームが勝ち、最後まで出場し、打撃でも貢献というかなり水準の高い結果でまとまりました。
 チームが勝つための行動として全力でやることが肝要なのだから、とてもいい形で終われたと思います。

 今しばらくは扇の要を務めることも多いでしょうけど、その場のできることを諦めずに、かつ気をつけて日々の戦いへ向かっていってほしいですね。
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